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 2005.7.28

「マルチプラットホームモバイルルータの研究開発」が、独立行政法人情報通信研究機構の先進技術型研究開発助成金に採択

 ルート株式会社[アライドテレシスグループ](本社:東京都文京区、代表取締役社長:真野浩、以下ルート)が行う、「マルチプラットホームモバイルルータの研究開発」が、独立行政法人情報通信研究機構(理事長:長尾真)の先進技術型研究開発助成金事業に採択されました。

 本制度は、通信・放送分野では、新規事業の創出に活躍が期待されているベンチャー企業等の活力を十分に発揮するための資金供給の環境整備が不十分なため、通信・放送分野の先進的な技術開発を行うベンチャー企業等に対して研究開発費の一部を助成し、新規事業の創出を促進するためのものです。

 ルートが取り組んでいる「マルチプラットホームモバイルルータの研究開発」は、PHS、携帯電話、無線LAN、ミリ波等の異なる種類の無線アクセス間で、IPモビリティによるシームレスなインターネット接続をサポートするモバイルルータを開発し、総務省の指定するITビジネスモデル地区である福岡市と共に実証実験を行い、新たなモバイルインターネットビジネスの創造に寄与するものです。

■マルチプラットホームモバイルルータの特長
  • PHS、PDC、無線LAN(2.4GHz, 5GHz)などの複数の無線アクセスを接続し、アクセスメディアに関わらずシームレスなIPモビリティを提供。
  • 高度な認証技術とセキュリティ技術により、公衆アクセスでも安全なアクセスを提供。
  • 無線LANなどの高速アクセス系では、高速ハンドオーバー技術をサポートし、260km/h以上の高速移動体通信を実現。
  • IPv6により、ディジタルカメラや携帯端末など多様な利用端末に対応可能。
  • 位置情報を利用した、トラッキングサービスや位置案内が可能。
  • ルーティグ中継により、車両内外へのアクセスサービスが可能。
■マルチプラットホームモバイルルータの利用シーン
    マルチプラットホームはモバイルルータにより、以下のような利用シーンでのビジネス創造が
    可能となります。
  • 電車、バス、タクシーなど移動体へのブロードバンドサービス
  • イベント会場などでのインターネットアクセスサービス
  • 災害現場、緊急医療などでのインターネットアクセスラインの構築
  • VoIPによる自律型携帯IP電話サービス
  • 音声&画像を用いた、位置依存サービスの提供

 本研究開発は、ルート株式会社、九州大学大学院 システム情報科学院 (荒木 啓二郎教授、古川 浩助教授)、筑紫女学園大学 文学部 (大森 幹之講師)、財団法人九州システム情報技術研究所、福岡市との産学官協力のもとに推進するものです。

 当研究開発は、平成15年度より3ヵ年の計画に取り組んでおり、平成15年、16年には、PHSと無線LANを用い、列車、バスにおける実証実験に成功するとともに、超小型モバイルルータの試作に成功しており、今年度は福岡市内のバス路線において、各種アプリケーションを用い、サービスの実導入に向けたビジネス実証へと展開する予定です。


■研究開発の概要

■平成16年度に開発されたマルチプラットホームモバイルルータ
<主な仕様>  
ハードウェア: 超小型(80x150x30mm)、重量510g
インタフェイス:100BASE-TX/10BASE-T x 2 / USB2.0 x 2/ IEEE802.11a,b,g / PCMCIA x 2
電 源: 3Way(バッテリー/DC/AC)

独立行政法人情報通信研究機構のwebサイト(報道発表)
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h17/050715-1/050715-1.html


 

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