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最高時速260kmの移動中でも途切れない
高速移動体IP通信実証実験に成功
ルート株式会社(代表取締役 真野浩:以下 ルート)は、東京工業大学、財団法人九州システム情報技術研究所、財団法人京都高度技術研究所、独立行政法人通信総合研究所、株式会社スプライトとの共同研究において、無線LANを用いた広帯域(メガビット)の高速移動体IP通信では驚異的な時速
260kmの高速移動中でも途切れない高速移動体IP通信システム(以下 本実験システム)の実証実験に成功しました。
尚、本実験システムはモバイルブロードバンド協会(以下 MBA)標準のプロトコル※1を基にしています。本実証実験参加企業は今回の研究成果を含め、MBAを通じてプロトコルの公開を進めていきます。
<背 景>
近年、無線LANを利用した情報通信機器の爆発的な普及により、高速移動中でも動画像や大容量データを使用するマルチメディア移動通信の需要が高まっています。ルートでは、このような需要に伴い、無線LANを用いた、メガビット級のデータ通信が時速100kmの移動中でも途切れない高速移動体IP通信を実現するソリューション(Mobile
IP Solution)を開発し、これまで、路車間通信やコンテナヤード、プラント、工事現場といった移動体車両をメインにした無線通信やモバイル端末の移動通信市場に販売してきました。 今回、時速100kmより高速移動条件が求められる高速移動体(電車やレースカーなど)でのIP通信の需要への対応を踏まえ、実証実験を行いました。 特に、今回の実証実験では、二つの基地局を常時受信することにより、ハンドオーバー時のパケット損失を回避するスムーズハンドオーバーの実現が実証されています。
<実験システム構成>
本実証実験は財団法人日本自動車研究所の高速周回路を利用しています。
本実験システム構成は、高速周回路上に4台の無線基地局、センター局に、移動局を管理するための管理サーバおよび画像を監視する画像監視サーバ、移動車両には無線移動局、カメラ、また、モバイル端末の移動実験ではライダーに装着されたPDAで構成されています。 高速周回路に設置された4台の無線基地局はLANで接続され、無線基地局のアンテナには無指向性アンテナを使用し、移動車両のアンテナには、ホイップアンテナを使用しています。 これにより移動中でも途切れることなくメガビット級のIP通信が可能となります。
<実証実験の成果>
本実験の成果では、以下のような項目で実証実験を行い、成功いたしました
| 1) |
時速260kmで移動中の車両とIP通信を実現 |
| 2) |
時速260kmで移動中のオートバイのライダーが装着したPDAと無線基地局を介してセンター局の間でIP通信を実現 |
| 3) |
1.2kmの間に設置した4局の無線基地局間の高速ハンドオーバーを実現 |
| 4) |
時速260kmで移動中の車両からの画像伝送を実現(Motion JPEG, Mpeg-4) |
<今 後>
この技術は、自動車や電車などの高速移動体とのデータ通信や高画質の動画像伝送を実現し、テレマティックス、ITS分野、緊急医療分野での利用に応用できます。
| ※1: |
本実験システムはRFC2002 MBA(モバイルブロードバンド協会標準草案0202号で規定されたMobile IPを採用。このプロトコルは様々な利用に標準化が進められ、現在MBAで公開されています。 |
※共同実証実験参加企業・団体
【補足資料】
図1.実証実験イメージ図

図2.移動車両内風景
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無線アンテナ |
| 上: |
JPEG画像サーバ |
| 下: |
MPEG4エンコーダ接続カメラ |
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| 移動車両 |
移動車両(オートバイ) |
オートバイに搭載したPDA |
図3.無線基地局側アンテナ 図4.無線移動局側アンテナ
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| 無線基地局(2) 無指向性アンテナ |
無線基地局(2) 拡大 |
無線基地局(3) 無指向性アンテナ |
図5.センター局装置
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| 移動管理サーバ |
MPEG-4画像サーバ |
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時速260kmで走行中の
車両より伝送された画像 |
通信状態の測定状況 |
<本リリースに関するお問い合わせ>
会社名 |
ルート株式会社 |
| 担 当 |
事業推進部 柴 大介(シバ ダイスケ) |
| 所在地 |
東京都文京区西片1-17-8 KSビル2F |
| 電 話 |
03-5840-7601 |
| メール |
shiba@root-hq.com |
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