北海道稚内無線地域ネットワーク
最大17kmの長距離伝送を実現
 

北海道稚内では、稚内北星学園大学(稚内北星)と独立行政法人 通信総合研究所(CRL)との共同研究により、稚内北星、市内の高校(稚内高校、稚内商工高校、稚内大谷高校)、と中学校(潮見ヶ丘中学、南中学、東中学、稚内中学)、CRL観測所が無線や光無線などを用いて相互接続されています。この地域ネットワークに今回新しく最北の中学である宗谷中学がIPルータRGW2400を用いて接続されました。 map

稚内市は、学校も広い範囲に点在しています。市の中心部ではADSLがサービスされていますが、少し離れた地域では ADSLすらなく、64KのISDNが関の山という状況にあります。このような地域へのネットワーク接続は商業的には中々進展しておらず、今後も困難が予想されています。今回、最も長距離となる稚内商工高校と宗谷岬の近くにある宗谷中学の距離は17kmあり、見通しはありますが、その間のほとんどは海で無線接続にとっては最も条件の悪い条件でした。

こうした悪条件のために接続が懸念されていましたが、実証実験を経て、無事17kmの距離にも関わらず問題なく運用出来ることが明らかとなり、本年度から正式に実運用されています。

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宗谷中学の近くにある実習施設に設置されたパラボラアンテ
(AT372)
宗谷中から見た無線設置された実習施設
(宗谷中が見通しにないために、100mほど離れた実習施設から中継しています)

さらに、RGW2400はマルチキャストや、IPv6もサポートしており、今後、こうしたインフラの上でマルチキャストがどの程度、実運用ができるかや、IPv6マルチキャストルーティングアルゴリズムの開発を伴う新たなマルチキャストのフレームワークの実証実験も目指されています。

稚内北星学園大学
http://www.wakhok.ac.jp/
稚内地域実験研究ネットワーク(独立行政法人通信総合研究所)
http://www.crl.wakkanai.ne.jp/

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